2017年3月23日木曜日

トラクターのオーディオ換装

キャビン付きトラクターは天候に左右されない作業性が素晴らしいのですが、さらに密閉空間を活かしたエアコンやオーディオなども完備されていて、かなり快適な空間になっています。
ちなみにウチのは三菱のGJ27というやつです。

贅沢な話ですが、最初から付いているオーディオデッキのソースがAM/FM/CDという構成なので、最近の機器事情から言うと少々物足りません。
GJ27の内装
そこで、オーディオデッキの換装をしてしまいましょう!
既存デッキのクラリオンの DB265 を、カロツッェリアの DEH-4200 にします。
USBとAUXが前面からアクセスできるタイプです。
Bluetoothは無くてもいいか。2バイト文字表示も・・・欲しいけど捨てよう。
屋根サイドのボルト
早速、作業に入るわけですが、コレは一体どうやって開け外ししたものか・・・。
以前、農機屋の人が言っていました。

「屋根を取るんだよ」と。

内側からのアクセスばかりを考えていたので、目から鱗というか想像だにしていませんでした。
両サイドのボルトを外し、車内天板のクリップを外してやると、赤い屋根がゴッソリ外れ、天井内に収まった空調や電気関係が大解放。

これはメチャクチャ整備しやすいな!!!

天井内部
さて、目的のデッキを取り外すわけですが、マウント類を撤去する必要があります。

ボルトで止まっているマウントを外すとデッキが取れますが、デッキ換装の本番はこれからです。

トラクターが三菱だからって、オーディオ端子が三菱自動車と同じ端子形状というわけではなく、一般売りのオーディオがそのまま付いており、汎用の端子を使って最低限の線しか引き出していないようです。

中間ハーネスを自作っと
電気配線を見てみましょう。
アンテナ端子の他は、車両側の端子が9ピン1つだけで
 アース(ー)バッテリー(+)アクセサリー(+)
スピーカー(+)スピーカー(ー)スピーカー(+)
スピーカー(ー)
と、こんな感じ。
これを元に、車両とデッキを繋ぐハーネスを作って、新デッキ付属のハーネスとの間に噛ませます。
おっけー!
早速、起動させてみます。
問題なく動作しました!まぁ、電源だけだもんね。

コレで AM/FM/CD/USB/AUX と、拡張性の高いシステムになりましたよ!!
スマホの充電も出来るし、オーディオソースにメモリーデバイスが使えるのは便利。
親も使うからCDを排除は出来ないとはいえ、用途の性質上、ディスクメディアは埃の心配があるし。

2バイト文字が表示できないのは、やっぱり物足りない気がするが作業中に見ることはないので我慢するとして、当面の課題はスマホの設置場所をどうするかだねぇ。

2 件のコメント:

  1. ありがとうございます。まさかトラクターの配線取り付けがあると思っていなかったので助かりました。

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  2. 私の備忘録的なモノですが、何かのお役に立てたのなら良かったです。ただね、トラクターのオーディオは、ノイズキャンセリング付きヘッドセットxBluetoothが良いと気が付いてしまいました。

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